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宮城県仙台で出会ったセックスフレンドは…きっと元気でいるはずだ。

僕が出張で地方に行く時は必ずと言っていいくらい、ソノ場所の出会い系サイトに「出張で行く」「遊びに行かないか?」と言うような書き込みを、何日も前からするようにしている。2年前に宮城県の仙台に出張の際も同様だった。仙台と言えば、国分町を中心に風俗店が軒を連ねているトコロだ…当然、出会い系サイトの書き込みに対してのResの多くは「個人」を装った「客待ち」であったり「店への勧誘」だったりする…これは!と閃いたResの「R子」と連絡が取り合えたのは出張当日の新幹線の中…

何度か出会い系サイトの中でメールをして、誘った答えが「18時以降ならOKだよ。金欠だから、ご飯おごって」と…「援」かな?と思えるような、なんとも軽いノリのメールだった。待ち合わせたヨドバシカメラの前で待つこと10分以上…これはスッポカされたかな?と思ったが…「今ドコ?もう着くよ」と電話で話しながら右手の階段を降りてきたR子は…東北っぽいと言っては偏見があるかも知れないが…昔で言う「おかっぱ頭」の小柄な訛りの抜けない…自称フリーターと言う、普通の女の子だった。

その時は…本当に食事をして、少しお酒を飲んだだけだったが…酔って体を寄せて来て「明日の夜はぁ?忙しい?」と聞かれて断る理由は無かった。そうして年に数回…出張で仙台に行く時は必ず、R子と会うようになった。「あたしって…Sさん(僕のこと)のセックスフレンドだよね~」となぜか嬉しそうに言ったのを覚えている。そう言うコトバに大人になった気がするらしい。19~20歳の女の子が…セックスが旨いはずも無いが…僕に関しては「好きだから~いいよぉ~」となんでもアリだった…

そして今年…3月…出張前にR子に連絡を…と思っていた矢先の震災であった。当日は…携帯電話は全く繋がらない。2日目…コールは鳴っても出ることはない。メールも送信はされても…返って来ることはなかった。当然出張は急遽取り止めになった。それ以後何度も連絡を試みたが…やがてR子の携帯電話の番号は使われないモノになった。先日…震災以来の仙台に出張した。夜…初めてR子と出会った、ヨドバシカメラの横の階段に向かい…しばらくボンヤリと見つめていた。「今ドコ?もう着くよ」…声が聞こえそうだった。きっと元気にしていると信じている。